町田ヴィヴァーチェ管弦楽団

ソリストのご紹介

ピアノ/目黒 遥菜(めぐろ はるな)

2024年10月26日(土) 第14回定期演奏会 出演予定
【演奏曲目】ピアノ協奏曲 イ短調Op.54(シューマン)

聖ドミニコ学園高等学校卒業。武蔵野音楽大学音楽学部演奏学科ヴィルトゥオーゾコース卒業。
同大学卒業演奏会及び音楽学部卒業生新人演奏会出演。音楽大学卒業生演奏会(皇居東御苑内桃華楽堂)、及び日本ピアノ調律師協会主催第24回新人演奏会出演。
2016年、飯野ビルディング第54回ランチタイムコンサート出演。同年、ワルシャワ・フィルコンサートマスターズ室内楽の夕べ出演。 2017年、第18回ショパン国際ピアノコンクール in Asia プロフェッショナル部門全国大会奨励賞受賞、アジア大会入選。
2019年、第16回アジア国際音楽コンクール大学生ピアノ部門第3位受賞。
2022年、同コンクール第2位受賞。同コンクール入賞者記念演奏会(ウィーン国立音楽大学リストザール)出演。
2015年、ピアノデビューリサイタル(横浜みなとみらいホール小ホール)開催。
2016年、17年、18年、ピアノリサイタル開催(東京文化会館小ホール、フィリアホール)。
2020年、同大学学内オーディションにより選抜され、ソリストとして武蔵野音楽大学管弦楽団と共演。
2020年より3年連続で武蔵野音楽大学ニュー・ストリーム・コンサート出演。
令和元年度福井直秋記念奨学金特別給費奨学金奨学生(特待生)。令和2年度公益財団法人青山音楽財団奨学生。
令和4年、5年度福井直秋記念奨学金給費奨学金奨学生。内藤由美子、内藤忠勝、春日洋子、福井直昭、マンフレッド・アウスト、ケマル・ゲキチの各氏に師事。
現在武蔵野音楽大学大学院音楽研究科修士課程器楽専攻ヴィルトゥオーゾコース1年次在学中。


ヴァイオリン/河西 絢子(かさい あやこ)

2017年10月28日(土) 第7回定期演奏会
【演奏曲目】ヴァイオリン協奏曲 第1番(ブルッフ)

長野県出身。3歳よりスズキメソード、河西好江クラスでヴァイオリンを始める。 2008年ベートーヴェンコンチェルトを豊田耕兒指揮で共演。2010年メルボルンにてシベリウスコンチェルトをオーケストラと共演。
2008,9年全日本学生音楽コンクール東京大会入選。
2010年全日本学生音楽コンクール東京大会入選及び奨励賞。
スズキメソード テンチルドレンに選抜されコンサートツアーに参加。
2012年ドイツ アンリマルトゥーのマスタークラスに参加。選抜演奏会に複数出演。
2013年奨学金を得てイギリスでのLakeDistrict Summer Music に参加。推薦によりヘンシェルカルテットのマスタークラス受講。選抜演奏会出演。
市川市新人演奏家コンクール優秀賞。オーディションで選ばれ北九州国際音楽祭に参加。
2015芸大学内選抜により室内楽定期に出演。
2017 飛騨ヴィルトゥーゾオーケストラに参加。
在学中より北九州国際音楽祭、木曽音楽祭、緑と湖の町音楽祭、田中千香士音楽祭等多数出演。室内楽では東フィル首席金木博幸氏等と多数共演。久石譲氏が監督を務めるナガノチェンバーオーケストラメンバー。
東京、長野でリサイタルを行う。

山梨英和中学高校、東京藝術大学を経て2015年~ NHK交響楽団アカデミーに在籍。
これまで、川田知子、沼田園子、若林暢、澤和樹、エスターペレーニ、豊田耕兒、ウルフクラウゼニッツァー、三浦章宏、河西好江に師事。


ピアノ/澤井 俊佑(さわい しゅんすけ)

2016年11月26日(土)千代田女学園第63回音楽会にて共演
【演奏曲目】ピアノ協奏曲 第2番(ラフマニノフ)

2016年9月24日(土) 第6回定期演奏会
【演奏曲目】ピアノ協奏曲 第2番(ラフマニノフ)

2012年9月23日(日) 第2回定期演奏会
【演奏曲目】ピアノ協奏曲 第3番(ベートーヴェン)

4歳よりピアノを始める。武蔵野音楽大学卒業、同大学院修了。
ピアノを吉岡圭子氏、鈴木寛子氏、佐野ふさ氏、重松聡氏、K.ガネフ氏に師事。 さらに、R.ケラー氏、J.ガネヴァ氏、A=R.エル=バシャ氏、I.イーティン氏のレッスンを受ける。 ピアノ伴奏法を故J.ホラーク氏、小池ちとせ氏、三ツ石潤司氏に師事。ドイツリート伴奏法を菱沼智明氏に師事。
第11回さいたまピアノコンクール銀賞。第8回P.I.A.JAPANピアノコンクール第3位。 第9回および第11回日本クラシック音楽コンクール入選。第18回練馬文化センター新人演奏会オーディション最優秀賞、同新人演奏会にて東京ニューシティー管弦楽団と共演。 第23回かながわピアノコンクール特選。第8回ローゼンストックピアノコンクール第4位。 また、2006年茨城県芸術祭県民コンサートにて茨城新聞社賞を伴奏者として受賞。 第12回TIAA伴奏ピアニストオーディション合格。
武蔵野音楽大学伴奏研修員を6年間務める(現在、同大学研修員制度は4年間の期限付きとなっている)。その他、ソリスト・伴奏者として活動している。
武蔵野音楽大学にて2000年度、2002年度、2003年度福井直秋記念奨学金を授与。2003年度クロイツァー賞受賞。

*公式サイト*ピアニスト 澤井俊祐のホームページ


ヴァイオリン/大谷康子(おおたに やすこ)

2014年10月18日(土) 第4回定期演奏会
【演奏曲目】ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 op.64(メンデルスゾーン)

人気・実力ともに日本を代表するヴァイオリニスト。 東京芸術大学、同大学院博士課程修了。全日本学生音楽コンクール全国第1 位。シェリング来日記念コンクール第2 位。在学中よりソロ活動を始め、ウィーン、ローマ、ケルン、ベルリンなどでリサイタルを開き好評を得る。2009年はトロント音楽祭に、2013年8月にはザルツブルグ市に招かれてミラベル宮殿 マーブルホールでリサイタルを開き大成功をおさめた。
2012 年5月のサントリー大ホールのリサイタルも満員の聴衆を魅了し、大きな話題となった。これまでにスロヴァキアフィル、東京交響楽団、新日本フィル、東京フィル、日本フィル、東京シティフィル、群響、神奈川フィル、札響、名古屋フィル、大阪フィル、関西フィル、大阪響、九響などとソリストとして共演。華のあるステージ、愛器1708年製ピエトロ・グァルネリで奏でる心に響く演奏は、聴衆に深い感銘を届けてきた。さらに室内楽、現代音楽の分野にも力を入れ、2005 年弦楽四重奏団「クヮトロ・ピアチェーリ」に参加。その質の高い演奏は2010年度文化庁「芸術祭大賞」を受賞。TV朝日「題名のない音楽会」には330 回以上最多出演のほか、ラジオ・雑誌など多岐にわたるメディアでも活躍中。
また、1995年より病院や施設、被災地でのボランティア演奏も精力的に行っている。2011年9月には国際文化会館にて東日本大震災への国際救援に対する感謝のコンサート「“ありがとう”を音楽に乗せて」を企画・演奏。
CDはロングセラー『椿姫ファンタジー』、『深紅のシャコンヌ』(ソニー)、全音楽譜より自身の校訂版も出版されている『メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲/ラロ:スペイン交響曲』『ブルッフ/サン=サーンス協奏曲(日本人初録音)』(キング)ほか多数。
東京交響楽団ソロ・コンサートマスター。東京音楽大学教授。東京芸術大学付属音楽高校講師。川崎市市民文化大使。高知県観光特使。日本交響楽振興財団理事。 オフィシャルウェブサイトはこちら


クラリネット/岩本瑞穂(いわもと みずほ)

2013年10月19日(土) 第3回定期演奏会
【演奏曲目】クラリネット協奏曲(モーツァルト)

12歳よりクラリネットを始める。神奈川県立希望ヶ丘高等学校を経て、昭和音楽大学器楽学科を卒業。
これまでにクラリネットを柳瀬芳仁、関口仁の各氏に師事。大学卒業時に卒業演奏会、第24回ヤマハ管楽器新人演奏会出演。2010年~2012年昭和音楽大学オーケストラ研究員、テアトロ・ジーリオ・ショウワ・オーケストラの団員として研鑽を積む。
現在はフリーランスでオーケストラ、室内楽を中心に演奏活動を行うかたわら、中学、高校、大学の吹奏楽やオーケストラ指導にあたる。 昭和音楽大学附属音楽教室、スガナミ楽器 各 クラリネット講師。KANAクラリネットアンサンブルメンバー。


フルート/石塚 貴士(いしづか たかし)

2011年11月6日(日) 第1回定期演奏会
【演奏曲目】フルート協奏曲第2番 KV.314(モーツァルト)

(当日のプログラムより)
「ぼくは耐え難い楽器のために作曲することは、我慢なりません」
フルート協奏曲第1番 KV.313(285c)・第2番KV.314(285d)を作った直後に書いたと思われるヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの父への書簡の中で語られたこの一節はあまりに有名で、モーツァルトはフルートが嫌いだったとする説を有力に裏付けるものである。
では彼の言う「耐え難い」部分とは何か。一つにはフルートの性能的問題が考えられる。当時のフルートは現在のものより歌口や音孔が小さく、音量が少なかった。これは音色の変化の幅の小ささにも繋がり、要は音楽的表現の狭さとなって体感されてしまう恐れがある。また常に正しい音程を保持することも難しかった。(これらの懸念は改良が進んだ現在の楽器でも拭いきれていないかもしれないが)
しかしながら我慢ならない楽器のための曲にも随所に”神童”たる所以を躍如する輝きが散りばめられている。

現代に至るまで人類の歴史上に燦然たる足跡とアイデンティティーとを遺したモーツァルトであるが、とりわけ彼の音楽の虜になった人物としてアインシュタインの名が挙げられる。物理学者アルベルト・アインシュタインが音楽学者でもある従弟のアルフレート・アインシュタインと共にモーツァルトの音楽の愛好家としても知られ、フルート協奏曲第2番と同時期に作曲されたフルート四重奏曲ニ長調KV.285の第2楽章についても賛辞を寄せている。
ちなみにアインシュタイン自身はヴァイオリン演奏を好み、人前で弾くこともしばしばあったようだが、彼の腕前に対して周囲からは「相対性理論」(relativity)に引っ掛けて「比較的うまい」(relatively good)と評されていたという。

「死とは、モーツァルトが聴けなくなることである」 伝アルベルト・アインシュタイン (石塚)

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